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雨漏りの原因と補修方法と費用!外壁塗装?コーキング?

雨漏りしたアナタへ!外壁塗装では雨漏りは止まらない?

管理人
管理人

こんにちわ!管理人の真也(@IrohaReform)です。

結論から言いますと、雨漏りしてしまってからでは、外壁塗装だけでは雨漏りは直りません。

外壁塗装と雨漏りの関係性について解説します。

また雨漏りの原因、対処法はあるのか。

修繕・修理、補修の費用について解説します。

気になるコーキングの打増し、打替え費用を紹介します。

雨漏りをそのままにしておくと、後々の直しの費用が高くなる可能性があります。

早急に修理、修繕することをおすすめします。

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外壁劣化からの雨漏りと外壁塗装の関係性

外壁塗装と雨漏りの関係性のおさらい

外壁塗装は、あくまでその劣化を抑えることができる方法の一つであって、雨漏りの処置の方法ではないということを頭に入れておきましょう。

その塗装や外壁が劣化してしまうと、雨漏りに繋がります。

雨漏りした際に、外壁塗装を行うのは、補修等の漏水原因を対処したあとに行うものになります。

雨漏りの原因別対処法

外壁のひび割れからの漏水

外壁のひび割れからの漏水

管理人
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外壁材で変わりますが、ひび割れ部分専用の外壁補修材があります。

細かい粒子でできているため、ひび割れのような細い箇所でも、塗り込めるようになっています。

しかし、応急処置程度なので、そのままにしておくと、1~2年程度で補修材が剥がれ落ちてしまいます。

補修した箇所だけ見栄えが悪くなってしまうので、補修材を塗り込んだあと外壁塗装までしてしまうことをオススメします。

高い場所で、足場を組むとなると、その分の費用も増しますし、足場まで組んだのに塗装しないのは、費用的に見てもかなりもったいないです。

あくまで応急処置程度と考えておきましょう。

外壁のひび割れについては、「外壁のひび割れ(クラック)の原因・直し方と補修費用解説」で詳しく解説しています。

塗装の劣化による染み込み

外壁を一度取っ払い、新たに下地からやり変え、外壁を張る「外壁の張替え」、もしくは今の外壁の上から新たな外壁を張る「外壁重ね張り」のどちらかが対処法となります。

劣化による染み込みが原因の場合、ほとんどが外壁下地に水の通り道を作ってしまっています。

水の通り道が出来た状態で、外部面を対処しても、近い内にまた雨漏りしてくる可能性が高いです。

外壁の張替えと重ね張りだと、既存の外壁を取っ払うか、そのまま残すかといった違いで、取っ払いの手間の分、外壁重ね張りの方が割安で工事ができます。

しかし、重ね張りの方は張替えに比べ、使用材料が限られてくるといったデメリットもあります。

コーキングの切れ

コーキングの切れ

管理人
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コーキングの打ち替え、打ち増しといった対処法が必要です。

切れたコーキングを除去し、新たにコーキングを打ち直す打ち替え、もしくは劣化したコーキングの上から、新たにコーキングを重ねる打ち増しのどちらかをしましょう。

打ち増しは、重ねられる量が限られるため、打ち替えの方が、望ましいです。

しかし、既存のコーキングを除去する手間の分、打ち替えの方が、割高となっています。

コーキングの耐用年数も5年程度しか持ちませんので、その上から外壁塗装でコーティングすることをオススメします。

こちらも足場まで組んで、コーキングのみで終わらせるのは、非常にもったいないです。

コーキングが切れているだけではなく、下地まで傷んでいる場合も十分考えられますので、勝手な判断せず、プロに一度見てもらうことをオススメします。

どこにお願いしたらいいか分からないアナタは、無料で現場確認、見積りがもらえるサイトが便利です。

外壁の下地、構造体の劣化

外壁の下地の劣化、構造体の劣化といった場合は、上記で言った外壁の張替え、重ね張りといった対処となります。

構造体の劣化となると、雨漏りだけでなく、建物自体が壊れてしまう可能性が出てきているので、外壁の張替え工事中に、一度外壁を裸にし、構造体を補強するといった対処も必要になります。

雨漏り対策、修理、修繕方法と費用

外壁の張替えにかかる費用

外壁の張替えにかかる費用

かかる費用は材料により変わりますが、40坪130㎡程度の一軒家で約200万~300万はかかると考えておきましょう。

既存の外壁が劣化しすぎて、手の施しようがない状況の場合、外壁の仕上材を撤去し、タイベックシートのような透湿・防水シートで下地をし直してから、新たに外壁を張り直していきます。

建物自体を一度裸にして、悪い箇所を直し、また外壁をし直すので、手間が相当かかるため、費用もそれ相応となります。

外壁の重ね張りの費用

外壁の重ね張りの、かかる費用は、40坪130㎡程度の一軒家で約150万~250万かかると考えておきましょう。

張替えと同じく、既存の外壁が劣化しすぎている場合の対処の、外壁の重ね張りです。

外壁の張替えと比較すると、50万程度は金額が抑えられるので、最近では重ね張りの方が人気ですね。

コーキングの打ち替え、打ち増しの費用

コーキングの打ち替え、打ち増しの費用

劣化している部分のm数により金額が決まります。

打ち替え 打ち増し
コーキング費用 約1000円/m 約800円/m
撤去費用 約600円/m
足場費用 約10~20万 約10~20万

※足場は40坪130㎡程度で計算しています。

脚立で届くような高さなら、足場の費用がかからないので、お手頃な価格で施工できるでしょう。

コーキングに補修方法、費用については、「外壁のコーキングの補修方法」で詳しく解説しています。

外壁のひび割れ補修費用

ひび割れ補修だけの応急処置として、補修材を塗り込むだけなら、費用としては3~10万程度で済みます。

こちらも、高い場所の場合、別途足場代として、約10~20万かかります。

なぜ雨漏りするのか?

雨漏りの原因一覧

雨漏りの原因一覧

雨漏りの原因は主に以下の4つです。

  1. 外壁のひび割れからの漏水
  2. 塗装の劣化による染み込み
  3. コーキングの切れ
  4. 外壁の下地、構造体の劣化

まずは雨漏りの4つの原因を簡単に解説します。

1.外壁のひび割れからの漏水

外壁がひび割れし、ひびをつたって内部に漏水していきます。

2.塗装の劣化による染み込み

2.塗装の劣化による染み込み

外壁の種類にもよりますが、サイディングのような外壁材は水分を吸いやすいです。

塗料の効果があるおかげで、水を弾き返していても、塗料の効果がなくなると、外壁が水分を含み、じきに内部に漏水していきます。

サイディングとは
セメント質と繊維質を主原料とした板状に形成された外壁材のことです。
工場で生産され、現場では骨格に合わせて建て込んでいく施工となります。
モルタル塗りなど現場で作る外壁に比べ、工期が短縮され、柄、色などもバリエーション豊富なため、最近の新築では、6~7割程度がこのサイディングを使用した建物となっています。
サイディングにも金属系や窯業系などいくつか種類がありますが、ここで挙げているサイディングとは窯業系サイディングとなります。

3.コーキングの切れ

コーキングが切れたり、劣化したりし、本来の気密性、防水性の効果がなくなった状態のままにしておくと、隙間から内部に漏水していきます。

コーキングとは
防水処理の方法の1つです。
窓などの開口部周りと外壁との取り合いを気密性、防水性に富んだシーリング材を充填することを「コーキング」と言います。
サイディングのように、外壁材と外壁材をつなげて張っていく外壁は、つなぎ部分をコーキングします。
「コーキング」の他に「シール」「シーリング」と言った呼ばれ方をしますが、全て同じものと思ってもらって構いません。

4.外壁の下地、構造体の劣化

4.外壁の下地、構造体の劣化

下地となるタイベックシートが破れたり、構造体部分が腐食、劣化し、漏水していく原因となります。

外壁の下地部分では、タイベックシートといった透湿・防水シートを貼って、その上から外壁仕上材を張っているのが一般的です。

基本的には、そのシートが破れたりしていない限りは内部に漏水することはありません。

タイベックシートとは
透湿・防水性のある高密度ポリエチレン不織布をタイベックシートと言います。
外壁の下地に仕込み、内部に漏水を防ぐ役割を成しています。
「タイベックシート」自体はデュポン社の製品で、他社では別名になりますが、外壁下地としてのシェア率が群を抜いているため、製品名というよりはシートの名前のような感覚で使用されています。

外壁塗装は対処方の1つに過ぎない

雨漏りの原因の1つの「塗装の劣化による染み込み」からの雨漏りを未然に防ぐために、定期的に外壁塗装をする必要があります。

間違えてはいけないのが、既に雨漏りしていたら、外壁塗装するだけでは、雨漏りを解消できません。

冒頭で説明した対処法を施してから、建物を維持していくために外壁塗装することになります。

それぞれの原因によって対処法が異なる?

上記で説明した4つの原因では、対処法が異なります。

原因に合った対処をしないと、雨漏りが止まらなかったり、無駄に費用がかかり過ぎてしまったりします。

外壁塗装をする意味とは?

外壁塗装をする意味とは?

外壁を塗装する意味は大きく分けて2つあります。

補修等をしたあとの見栄え

1つは外壁をキレイに見せるためにします。

建物を見た時に、キレイかそうではないかの判断は、まず外壁を見て感じます。

そのために好きなカラーに塗装して、見栄え良くするのです。

あと塗装をすれば、補修した跡も分からなくできます。

補修して、段差などもなくしてから、塗装すれば、周りの外壁と馴染み補修跡が分からなくできます。

これもキレイに見せるためのテクニックですね。

外壁全体を守る役割

外壁全体を守る役割

もう一つが、コーティングして、外壁全体を守る役割となっています。

塗料の違いで、このコーティングの強さが変化します。

コーティングの強さは耐用年数で判断できます。

代表的な例では、1番人気のシリコン系塗料の耐用年数は8~13年程度となっています。

この期間を過ぎると、外壁を守る効果がなくなり、放置していくと外壁が劣化していきます。

各塗料の種類による耐用年数の違いは、「外壁塗装の塗料の種類別に特徴、単価、耐用年数を比較解説」でまとめています。

劣化スピードを抑える

外壁自体は日々劣化していくものです。

その劣化のスピードを外壁塗装をすることにより、抑えることができます。

その抑える効果が発揮できる年数が、塗料の耐用年数となっているのです。

建物を長期的に守るためにも、定期的に外壁塗装はしていきましょう。

まとめ

管理人
管理人

雨漏りしてしまった時の対処として、まずプロに見てもらうことを強くオススメします。

素人では根底の原因を把握することは、不可能に近いです。

プロでも、目に見えない所は、試行錯誤して原因を突き詰めます。

プロに見てほしいけど、どうすれば分からないアナタは「雨漏り修理110番」に相談をしてみましょう。

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