
こんにちわ!管理人の真也(@IrohaReform)です。
クリーンマイルドシリコンについて紹介します。
他ではなかなか紹介されていない色見本、対応色についてや、1缶何キロで、その1缶で、どのぐらいの範囲が塗れるのかなどをまとめました。
もう一つ重要な対応する下地・外壁材は、あなたの自宅に当てはまるのかも必ず確認しておきましょう。
クリーンマイルドシリコンを選ぶ前に、他との違いをチェツクしておきましょう。
- 同シリーズの「クリーンマイルドウレタン」「クリーンマイルドフッソ」
- シリコン内での種類違いの「クリーンマイルドシリコンST」「クリーンマイルドシリコンCR」
- 他社の「ファインシリコンフレッシュ」「セラMシリコンⅢ」
クリーンマイルドシリコンとの違い、価格相場、耐用年数などをそれぞれ比較しています。
すぐに色見本を見たい方はこちら
目次
クリーンマイルドシリコンとは
日本大手塗料メーカーの一つ「エスケー化研㈱」から出ているシリコン系の塗料が「クリーンマイルドシリコン」です。
クリーンマイルドシリーズがあり、他にウレタン、フッソのパターンもあります。
クリーンマイルドシリコンの詳細情報は、コチラで確認できます。
特徴・性能
クリーンマイルドシリコンは、超低汚染型超耐久弱溶剤形塗料です。
簡単に言うと汚れにくく、長持ちする塗料ということです。
- 超低汚染性
- 超耐久性
- 防かび・防藻性
- 透湿性
- 幅広い下地適用性
- 環境に優しい
このように、公式サイトにも書いてあるように非常に多くの性能、効果、特長を持った塗料です。
シリコン系塗料に求める「高性能」「お手頃価格」「高耐久」を、このクリーンマイルドシリコンなら実現出来ます。
対応色、色見本の紹介
クリーンマイルドシリコンは、49種類の標準色として対応しています。
エスケー化研のサイトで、「製品情報」の中の「標準色(マンセル値)」で見ることも出来ます。
⇒ クリーンマイルドシリコンの色見本はコチラ
標準色の中の「SR色」が「クリーンマイルドシリコン」の対応色となります。
また、割高にはなってしまうのですが、調色して、標準色以外の色にも対応できます。
色見本の見方、外壁の色の決め方についてはコチラで詳しく解説しています。
⇒ その色見本で大丈夫?外壁塗装の人気色の特徴、決め方解説
クリーンマイルドシリコンの種類
4つの種類
- クリーンマイルドシリコン
- 弾性クリーンマイルドシリコン
- クリーンマイルドシリコンCR
- クリーンマイルドシリコンST
弾性クリーンマイルドは、防水形仕上塗材や可とう形改修塗材の上塗りに適したバージョンです。
クリーンマイルドシリコンCRは、コンクリート、セメントモルタル、押出成形セメント板などの下地に特化したバージョンです。
クリーンマイルドシリコンSTは、鉄部、金属系の下地に特化したバージョンです。
複数の下地、外壁材に応じての種類があるのも、クリーンマイルドシリコンが人気の一つですね。
缶容量と塗れる範囲
気になる1缶の容量、塗れる量、範囲を紹介します。
荷姿 主剤:13.5kg石油缶、3.6kg缶
硬化剤:1.5kg缶、0.4kg缶標準塗坪 42~68m2/15kgセット
11~18m2/4kgセット
主剤、硬化剤合わせて、15kgと4kgの2種類あります。
使用・塗る範囲に応じて、決めれるようになっています。
人気の理由は?
仕上がり、耐久性は今までの実績があるので、安心して使える点は、大きいですね。

シリコン系で、性能、効果、耐久性に関しては、間違いなく満足できます。
また、他のメーカーのシリコン系の同等品と比べても、価格が若干お手頃なのも、人気の要因です。
シリコン系で、少しでも金額を抑えたい人は、候補にするべき塗料です。
塗料の種類別、価格帯、耐用年数はコチラで解説しています。
⇒ 外壁塗装の塗料の種類別に特徴、単価、耐用年数を比較解説
どんな外壁に適した塗料なの?
自宅の外壁に適合するか確認しましょう。
コチラが、クリーンマイルドシリコンが使用できる外壁材です。
- コンクリート
- モルタル壁
- 各種サイディング
- ALC板
- 押出成形セメント板
- 旧塗膜
- 鉄部
- トタン
- アルミニウム
- ステンレス
などなど、クリーンマイルドシリコンは非常に幅広い下地、外壁材に対応できます。
「クリーンマイルドシリコン」は多くの下塗り材に対応出来るので、対応する外壁の種類も多いのです。
基本住宅で使用されている外壁には、ほぼ対応できるという考えで良いでしょう。
下塗り材は何が良いの?
基本的に、下塗り材は下地に適した材料を選びます。
また、下塗り材にどのような性能を期待したいのかです。
- 下地となる既存の外壁は何なのか。
- 下地の柄などのパターンを表しにしたいのか。
- 塗り潰したいのか。
- 弾性系が良いのか。
- 防水性を期待したいか。
「クリーンマイルドシリコン」を使用する場合、このような内容を考慮して下塗り材を選定します。

項目も多いので、適した下塗り材は、業者に任せても良いと思います。
気になる人、どうしてもこだわりたい人は、業者が提示した下塗り材の仕様を確認しましょう。
下塗り材の紹介
参考にいくつか紹介しておきます。
- 長持ち、頑丈さを求めるなら「マイルドシーラーEPO」
- 防水性能を強化したい場合は「水性ミラクシーラーエコクリヤー」「水性弾性サーフエポ」
- 金属系の下地には「SKマイルドボーセイ」
などのように、求める内容、条件によって下塗り材は選ばれます。
クリーンマイルドシリコンの耐用年数、価格相場をフッ素、ウレタンと比較
エスケー化研から出ている「クリーンマイルドシリーズ」のシリコン、ウレタン、フッソを比較してみましょう。
クリーンマイルドシリコン | クリーンマイルドウレタン | クリーンマイルドフッソ | |
価格 | 2000~3000円/㎡ | 1500~2500円/㎡ | 4000~5000円/㎡ |
耐用年数 | 12~15年 | 10~12年 | 15~20年 |
※価格は3回塗りの金額で算出
ウレタン、シリコンに比べると、フッソは倍近くの金額になります。

ほぼ金額差がないけど、耐用年数で差が出ているので、やはりウレタンとシリコンで選ぶなら、シリコンをおすすめします。
耐用年数は、ウレタンは10年持つか持たないかぐらいですかね。
シリコンなら10年は持つでしょう。
フッソはその1.5~2倍の耐用年数を誇ります。
耐久、性能を保ちたいけど、安く抑えたい人は、「クリーンマイルドシリコン」。
金額がかかっても、良いものを使い、長持ちさせたい人は「クリーンマイルドフッソ」をおすすめします。
使用したい塗料が決まったら、業者に具体的な見積もりをしてもらいましょう。
業者紹介仲介サイトなら、複数社から一括で見積もりしてもらえますので、おすすめです。
その中で、実際に利用してみて良かったサイトをランキングにしていますので、参考にしてください。
⇒ 選定は慎重に!外壁塗装一括見積もりサイトおすすめ3選
シリコン系の他社商品との比較
他社メーカーのシリコン系の有名、人気な看板塗料とクリーンマイルドシリコンを比較してみましょう。
日本ペイントの「ファインシリコンフレッシュ」、関西ペイントの「セラMシリコンⅢ」を挙げてみました。
クリーンマイルドシリコン | ファインシリコンフレッシュ | セラMシリコンⅢ | |
メーカー | エスケー化研 | 日本ペイント | 関西ペイント |
価格 | 2000~3000円/㎡ | 2800~3500円/㎡ | 2300円~3300円/㎡ |
耐用年数 | 12~15年 | 12~15年 | 12~15年 |
※価格は3回塗りの金額で算出
価格としては、やはりエスケー化研「クリーンマイルドシリコン」が一番安く抑えられそうですね。

耐用年数は、どの塗料も12~15年と、目標の10年以上の耐久が期待出来ます。
簡単に、他の2商品の説明をしておきます。
日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」
日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」は、塗装時の発泡がなく、使いやすさは抜群です。
また、重金属、ホルムアルデヒド、クロルピリホスなどが配合されていないため、環境に優しい塗料です。
日本ペイントのシリコン系と言えば、ファインシリコンフレッシュと言っても良いでしょう。
⇒ 日本ペイント「ファインシリコンフレッシュ」【公式】はコチラ
関西ペイント「セラMシリコンⅢ」
関西ペイント「セラMシリコンⅢ」は、価格を見てもらえば分かると思いますが、シリコン系塗料の中では、少し高めの商品です。
セラMシリコンⅢについてはコチラの論文で詳しく解説されています。
今後、人体に悪影響を与えるトルエン・キシレンなどの溶剤への放散量規制が今以上に厳しくなり、いずれ溶剤系塗料は水性系塗料に置き換えられて行く方向
(中略)
ミネラルスピリットで希釈でき、かつ高性能である「セラMシリコン蠡」の果たす役割は大きいと思われる。
論文でも述べられている通り、セラMシリコンⅢは今後の塗料の元になる考えが反映された塗料です。
まとめ
クリーンマイルドシリコンの特徴、他との比較を解説してきました。
性能、効果、耐用年数、価格どれを取っても、他に退けを取らない塗料です。

クリーンマイルドシリコンを選べば間違いはありませんね。
また、なんと言ってもエスケー化研の塗料という点の安心感は別格です。
塗料が決まったら、業者に実際の見積もりをしてもらいましょう。
適正な見積書について、コチラで解説していますので、是非参考にしてください。
⇒ 外壁塗装の見積書例公開!見積もりを安くする術・費用テク