
こんにちわ!管理人の真也(@IrohaReform)です。
光触媒は、これからどんどん進化していく塗料です。
そのため、今はとにかく施工実績を積み上げていきたい状況です。
訪問販売などで、よく勧められるのはコレが一因しています。
しかし、高価な塗料のため安易に決めるのは難しいですよね。
しっかりとメリット、デメリットも確認しておきましょう。
光触媒の特徴、価格、耐用年数について。
光触媒はシリコンやフッ素のような人気塗料とどう違うのか。
どのような人に向いた人なのか。
これらを一つずつ解説していきます。
また、ピュアレックスの「ピュアコート」など光塗料の中のおすすめの塗料についても紹介します。
目次
光触媒はこんな人におすすめ
このような人に光触媒をおすすめします。
- 家の周りが開けていて、外壁への日当たりが良い
- 外壁のメンテナンスを極力少なくしたい
- 子どもが小さかったり、外でペットを飼っている人
- 少しでも耐用年数が長い塗料にしたい
一つでも当てはまる人は、光触媒塗料で考えてみることをおすすめします。
光触媒塗料の特徴
光触媒と言えば、とにかくセルフクリーニング性能ですね。
太陽光と塗料が反応して、汚れを分解して、雨で洗い落として、キレイな状態をキープすることが出来ます。
近年、どの種類でも、セルフクリーニングするように開発されていますが、光触媒塗料は頭一つ抜きん出ている状態です。
光触媒の相場価格、単価

光触媒の価格は㎡単価で、「4000円~5500円」ぐらいが相場価格です。
人気のシリコン塗料などよりは、高価で、フッ素塗料と似たような金額というイメージで良いでしょう。
光触媒で外壁塗装したいなら、まずは、コチラで見積もりしてもらいましょう。
光触媒の耐用年数
光触媒塗料の耐用年数は「15~20年」と言われています。
大体10年に一度外壁塗装するのが一般的ですが、光触媒なら、それの1.5~2倍の期間持つ塗料となっています。
しかも、セルフクリーニング性能のおかげで、他の塗料に比べ、手入れなどの手間も最小限で抑えれるのが魅力ですね。
光触媒には屋根塗装の種類はない
今現在は、外壁用しかなく、屋根に対応した光触媒塗料はありません。

屋根と外壁を同じ塗料でしたい人は、使用できません。
塗料が固く、直接雨などを受ける屋根に塗ると、割れたり、ひび割れを起こしてしまうのが原因なのではないでしょうか。
今後、改良を加えた屋根専用の光触媒は出てくるかもしれません。
しかし、屋根と外壁とでは、どうしても求める要素が変わります。
これからも光触媒に関しては、全く同じ塗料を、屋根と外壁に塗るということはないのではないかと考えます。
光触媒は将来性のある塗料
光触媒塗料は、ここ数年で市場に出てきた塗料です。
まだまだ新しい塗料で、良い悪いの評価も、現時点では余り信用し過ぎない方が良いでしょう。
しかし、目のつけどころとしては最高な塗料で、より進化していく塗料だと思います。
再塗装できないはデマ?

光触媒塗料は、固い塗料で、再塗装するには、あまり適していない塗料です。
しかし、研磨を掛けたり、喰い付きの良い下塗り材を使用すれば、再塗装は可能です。
そもそも最近の施工では、塗料の種類に関わらず、しっかりと下地処理をしてから塗装をします。
光触媒も同様にしますので、特に気にすることはないでしょう。
フッ素塗料との比較
フッ素塗料は、最高級塗料と呼ばれるぐらい高性能塗料です。
耐用年数、効果、性能に関して、文句なしです。
光触媒は、そのフッ素にプラスアルファで太陽光と反応して、汚れを分解する効果を持たせたイメージですね。
フッ素塗料 | 光触媒塗料 | |
相場価格(円/㎡) | 3800~4800 | 4000~5500 |
耐用年数(年) | 12~17 | 15~20 |
価格、耐用年数を比較してみると、このようになります。
価格、耐用年数ともに、フッ素よりも光触媒のほうが上がります。
光触媒で外壁塗装のメリット
光触媒塗料の是非とも知っておきたいメリットを挙げます。
- セルフクリーニングが良い
- 汚れだけではなく、臭い、空気にも良い
- 耐用年数が長く、手入れの手間が少ない
細かい内容は他にもありますが、やはり光触媒のメリットはこの3つが大きいです。
長持ちしますよというメリットに付け加えて、メンテナンスを最小限に抑えられるのは、他の塗料に比べ、抜きん出たメリットですね。
光触媒で外壁塗装のデメリット
逆にデメリットもしっかりと頭に入れておきましょう。
基本的に、良い面に目がいきがちですが、デメリットと比較して、塗料選定をしましょう。
- 種類がまだ少なく、白以外は今の所イマイチかも
- 屋根用の塗料がない
- 価格が高い
- 光、雨の当たりが悪い箇所では、能力を発揮しきれない
- 特殊な塗料のため、施工できる業者が限られる
一つずつ解説します。
1.種類がまだ少なく、白以外は今の所イマイチかも
出て間近な塗料のため、種類が他の塗料に比べ少ないです。

また、施工実績も少なく、メジャーな白色以外は、イマイチという声が上がっていますね。
これは今から徐々に良くなっていくでしょうが、今現在はこのようなデメリットがあります。
2.屋根用の塗料がない
上記しましたが、光触媒塗料には、屋根に使える塗料がありません。
外壁、屋根を統一した材料を使いたい人には、適していません。
3.価格が高い
光触媒で外壁塗装するには、価格は高くなってしまいます。
性能が良い塗料で仕方がないことですが、安く抑えたい人にとっては、向いていません。
4.光、雨の当たりが悪い箇所では、能力を発揮しきれない

光触媒のセルフクリーニングは、まず太陽光が必要です。
その太陽の当たりが悪い箇所で、塗装しても意味がありません。
あなたの自宅はどうですか?
しっかりと外壁に陽が当たりますか?
隣の住宅が近接して、日当たりが悪いということはありませんか?
5.特殊な塗料のため、施工できる業者が限られる
光触媒は他の塗料と違い、非粘着性の塗料です。
粘り気が、極端になく、技術を持った業者しか施工できません。
光触媒塗料の中でのおすすめ塗料紹介
コチラでは、光触媒塗料を出している主要なメーカーを紹介します。
100%光触媒の塗料を使用して、有機物分解に最大限特化した日本特殊塗料の「エヌティオ」。
⇒ 日本特殊塗料 エヌティオ【公式】サイトはコチラ
様々な模様、柄、色にまで対応したSICコーティングスの「ARTFINE」。
⇒ SICコーティングス ARTFINE【公式】サイトはコチラ
経済性、環境精を配慮し、塗り替えサイクルの長期化を実現するピュアレックスの「ピュアコート」。
⇒ ピュアレックス ピュアコート【公式】サイトはコチラ
この辺りが有名どころですかね。

どこも、特殊な塗料が得意、専門のメーカーです。
どこも少しずつ実績、事例を重ねている状態です。
光触媒の見積もりをもらうには?
光触媒で外壁塗装してほしい時に、自分で施工業者を探すのは大変ですよね。
そこでおすすめしたいのが、「一括見積もりサイト」です。
一括見積もりサイトを利用すれば、最初に「光触媒塗料を使いたい」という希望を出しておけば、光塗料を使用できる業者から、光触媒を使用した見積書をもらうことが出来ます。
コチラで、一括見積もりサイトについて解説しています。
⇒ 外壁塗装一括見積もりサイトとは?電話勧誘は本当にある?
まとめ
光触媒塗料について、なんとなくイメージがつかめましたか?

確かに非常に優れた性能を持つ塗料ですが、高額な分、しっかりとアナタの要望を満たすことが可能なのか見極めましょう。
光触媒塗料の他の種類も気になる方は、コチラも参考にして下さい。
⇒ 外壁塗装の塗料の種類とは?選び方で悩まないため特徴解説